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竹橋で働く会社員、夜果/やややの日記。
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  プロフィール
HN:
「夜果」こと「ややや」。
年齢:
41
性別:
女性
誕生日:
1983/09/20
自己紹介:
西荻窪在住。
皇居前のビルで働く女子。
基本引きこもり。
ちょっぴりオタク傾向。
寂しがり屋の独り好き。
不眠症の眠り姫。

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2010/04/04 (Sun)
おくりびと。
流行モノは後から見る私としては
そろそろみてもいいかな、ということでw




感想。
想像していたよりもよかったです。

ストーリー自体は
まあ、こんなもんでしょ、といった感じ。
いわゆる“邦画”ですね。
「死」というテーマを重たくなりすぎず、
軽くなりすぎず、ほどよく扱っていたと思います。(※1)


この映画の良いところは、俳優陣の演技ですね。

山崎努をはじめ、余貴美子、 吉行和子、笹野高史…。
脇役なんですが、
この脇役たちこそがこの映画の真髄なのではないか、と思います。
ひとつひとつのセリフに、その役の人生や死生観を感じます。

また、主人公である本木雅弘(もっくん)も、
映画化を望んでいた張本人だということもあって
気合が入った演技がすばらしかったですね。
納棺の技術も、チェロの伴奏も
一生懸命役作りをしたんだなあということが見えて好感でした。

広末は・・・賛否両論あるみたいですが、
私は特にきになりませんでした。
役柄的にはよかったんじゃないかなあ。
「一生懸命に、かわいい、良い妻を演じつつも
本音のところでぼろがでちゃう若い妻」っていうところが。
まあ、ああいう子、いるよねって感じでw
男性の方にはたまらないんじゃないだろうかと思ったんですが。

これから見ようかな、という方。
全体的に爽やかに描かれておりますので
見たら気持ちが沈んじゃうかも~と心配しなくても大丈夫ですよ~。
一度見てみてくださいな。


(※1)
個人的には、もうちょっと重いくらいでよかったかなあ。
主人公の家とかファッションとか趣味(チェロ)とかが
お洒落な感じで、なんか、そんな日常の中の“死”だからか
割とそれ自体もお洒落に見えるというか…。

「死」に対しての考え方、というか捉え方というものは
ずいぶん人によって異なるものだなあ、というのを、
最近感じています。

ややや自身は、
「死」は「生」の裏返しであり、
「死」を見つめることでしか
本当の「生」は見えないと思っているので
死ぬ、ということについて考えることも
語ることも躊躇しないのですが

「死ぬなんて縁起でもない」って人が、
若い人にもいるんだなあ、ということにちょっと驚き。

そういう意味で、この映画は
「死ぬなんて縁起でもない」って方向の人には、
入り口としていいかもしれません。
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